バスケットボール男子予選リーグ・グループB・日本×フランスが行われた。日本は初戦ドイツに敗れ、黒星スタート。前回大会銀メダルのフランスと対戦。完全アウェイの中、八村塁、河村勇輝が連続でスリーポイントを決める活躍を見せた。格上フランスを相手に互角の戦いを見せた。7点を追う第2クオーターでも、日本のスリーポイントが冴え渡った。八村塁のシュートで逆転、しかしその後フランスの高さのある攻撃で再逆転され、前半は日本44−49フランスで折り返した。第3クオーターも一進一退の攻防が続き、日本は5点ビハインドで最終クオーターに突入。八村塁がこの日、2つ目の故意のファール、アンスポーツマンライクファウルを取られ、残り8分31秒の場面で退場処分となった。大黒柱を欠きピンチとなったが、河村勇輝は怒涛の勢いでシュートを決め、日本は一気に逆転。さらに攻撃だけではなく、渡邉飛勇がゴール下で相手のシュートを防ぐスーパープレーを披露。その後も日本は得点を重ね、残り16秒で4点をリード。しかし残り10秒でフランスにスリーポイントシュートをねじ込まれた。さらに河村勇輝のファウル、フランスにフリースローが与えられ、土壇場で追いつかれ5分間の延長戦に突入。死力を尽くした戦いはフランス94−90日本。日本は来月2日、ブラジルと対戦。