全てをかけて戦った選手たちの言葉には、様々な感情が込められている。バスケットボール男子・河村勇輝は、予選リーグを3連敗とはなったが、オリンピックについて「3連敗に終わったことはすごく悔しい。悔しい結果に終わってしまったが、このメンバーと共にバスケットを出来たことは一生の宝物ですし、幸せな時間でした」と話している。陸上・男子100mのサニブラウンアブデルハキームは、自己新記録を出したものの決勝進出はならなかった。世界との差について「縮まってるんですけど、世界の皆さんもどんどん先に行ってるので、本当にちょっとずつ追いついて行くだけじゃ足りないなというのは身に染みて感じました」と話している。バレーボール女子・主将の古賀紗理那は、パリ五輪で現役引退を表明し、集大成の五輪は予選リーグ1勝2敗で敗退した。最終戦後には「キャプテンとか考えずに、バレーボールが大好きな古賀紗理那として戦った」と話した。スタジオの宋美玄は「こういうときに思いを知性を込めて発言してくださるのは本当尊敬するし勉強にもなる」と話した。