続いての朝メシは41歳直樹さん。静岡・裾野市で命に関わる危険な作業をしている。作業員との朝礼を終えると、多くの作業車とともに現場へ。長田さんの仕事は歩道橋撤去工事の責任者だった。今回は県道と国道にまたがるL字型の歩道橋を撤去する。夜9時に国道と県道の両方を封鎖し、5時間で撤去作業を完了させる。長さ約20メートルの超大型クレーン車が登場した。大型すぎるため組み立て式で、前日に約6時間かけて組み立てたもの。まずは国道にかかる歩道橋の右端をガス切断。橋梁特殊工の2人が高圧ガスで切断していった。落橋防止も高圧ガスで切断し、続いてボトルを取り外す。橋をクレーンで持ち上げ、県道の歩道橋の上を越えて県道側に下ろす。作業中に地震が起きたときのために1本だけボトルを外さず残した。橋が切断されていなかったときにクレーンの転倒も考えられるため、チェーンブロックを使って人の力で数センチずつ水平を保ちながら橋を持ち上げていった。深夜0時にいよいよ撤去開始となった。
深夜0時にチェーンブロックで撤去開始。クレーンで上げる前に水平にし、歩道橋の上の作業員が降りたところでクレーンで吊り上げる。クレーンを回転させて橋を越えさせ、県道の架台の上に降ろしていった。信号機などを外し、トレーラーで運搬できるようガスで歩道橋を3分割。直樹さんは小さい頃から重機に興味があり、大学進学後現場監督になりたいと決心したという。東京五輪の自転車ロードレースで使われる籠坂峠~須走までの舗装の修繕工事を担当し、オリンピックの競技で使われたことが嬉しかったと話した。切断した歩道橋をトレーラーで資材置き場に運んで作業完了。直樹さんは朝6時に自宅に戻り、入浴後に自炊した。だし巻き卵と焼き魚を味わった。翌日に県道側の歩道橋を撤去した。
深夜0時にチェーンブロックで撤去開始。クレーンで上げる前に水平にし、歩道橋の上の作業員が降りたところでクレーンで吊り上げる。クレーンを回転させて橋を越えさせ、県道の架台の上に降ろしていった。信号機などを外し、トレーラーで運搬できるようガスで歩道橋を3分割。直樹さんは小さい頃から重機に興味があり、大学進学後現場監督になりたいと決心したという。東京五輪の自転車ロードレースで使われる籠坂峠~須走までの舗装の修繕工事を担当し、オリンピックの競技で使われたことが嬉しかったと話した。切断した歩道橋をトレーラーで資材置き場に運んで作業完了。直樹さんは朝6時に自宅に戻り、入浴後に自炊した。だし巻き卵と焼き魚を味わった。翌日に県道側の歩道橋を撤去した。