立憲民主党は先ほど、両院議員総会を開き、泉代表の任期満了に伴う党の代表選挙を来月7日告示、23日投開票の日程で行うことを決めた。自民党の裏金事件などをめぐり、岸田内閣の支持率が低迷する中、党内からは政権交代に向け「最大のチャンス」との声もある一方で、最新のJNN世論調査では、立憲民主党の代表選については6割以上の人が「関心がない」と答え、注目度は上がっていない。現在までに立候補を表明した議員はいないが、泉代表と枝野前代表の動向が注目される。複数の関係者によると、枝野氏も現在、「立候補を熟慮している」として出馬を模索。実現すれば新旧代表対決となるが、党内からは厳し声も挙がっている。小沢議員は、泉代表の党運営について「野党連携から3年間進展しなかった」などと批判。一方の枝野氏も2021年の衆院選で自民党に大敗し、責任を取る形で代表を辞任していることから出馬をけん制する声もあり、第3の候補者を模索する可能性もある。同じ時期に、自民党の総裁選も控える中、政権交代を掲げる「野党第一党」として、存在感を示すことができるのか。