TBS報道局・政治部長の岩田夏弥がスタジオで解説。自民党総裁選挙への出馬が取り沙汰されているメンバー:石破茂元幹事長、加藤勝信前厚労大臣、小泉進次郎元環境大臣、河野太郎デジタル大臣、小林鷹之前経済安保担当大臣、高市経済安保担当大臣、野田聖子元総務大臣、林芳正官房長官、茂木敏充幹事長。きょうの会見で、岸田総理大臣は「新総裁のもとで一致団結真のドリームチームを」と述べていた。トップがかわっても、自民党議員の顔ぶれ自体は変わらないため、それほど簡単な話ではないと思われる。議員の間では与野党ともに、来月に新しい自民党総裁選が決まり総理に就任すれば、その直後に衆議院を解散して秋には総選挙になる見方が一気に強まっている。ここでもう一つ重要になってくるのが、自民党と同じく来月に代表選挙が行われる立憲民主党の動き。来月下旬には自民党と立憲民主党、それぞれが新しいトップを決めてそれぞれが党の顔になり、すぐに総選挙を戦う可能性が一気に強まっている。立憲民主党も本気で政権交代に迫るリーダーをどう選んでいくのか、あわせて注目していく必要がある。