来月の自民党の総裁選挙に向け小泉進次郎元環境大臣が30日にも立候補を表明する方向で調整に入った。小泉氏は石川県輪島市で能登半島地震の被災地を視察し、立候補については明言を控えた上で重要な総裁選だとの考えを示した。また新たに斎藤経済産業大臣が夕方、立候補に必要な推薦人が集まったとの認識を示した。この他、石破元幹事長は明日地元、鳥取県で立候補を表明する他、河野デジタル大臣は26日に、林官房長官は27日にも出馬表明の見通しで、高市経済安保大臣も来週にも出馬を表明する見通し。さらに午後、茂木幹事長は立候補について近く判断する考えを示した。こうした中、岸田総理大臣は今夜旧岸田派の若手議員と会合を開き総裁選に向け、自らは動きを控える考えを示したということだ。一方、立憲民主党の代表選挙をめぐっては枝野前代表が支持団体の連合芳野会長と会談し自身の立候補について報告した。立候補する方向で検討を進める野田元総理は日本維新の会の勉強会に講師として参加し、党内から維新との連携を見据えた動きだとの見方も出ている。また、現職の泉代表は再選を目指し準備を進めている。