NHKでは全国の放送局が地域にあった防災と減災の情報を発信。大阪放送局ではラジオ番組での防災コーナーの充実に取り組んでいた。関西ラジオワイドを各週で担当する大山武人アナは毎週火曜と木曜に放送する5分から10分ほどの防災コーナーを製作している。その1つは近畿ブロックで放送している「関西 聴くハザードマップ」だった。自治体の防災担当者を訪ね、その地域のハザードマップを元に災害のリスクや備えについて説明するコーナーだという。関西ラジオワイドの防災コーナーは放送後にホームページに掲載され、いつでも聞くことが出来るという。聴くハザードマップの収録の為に大山さんが訪れたのは大阪府の北東部にある交野市だった。市役所の防災担当者と打ち合わせの後、収録し録音から編集まで1人で行っていた。関西聴くハザードマップのシリーズは2021年の7月からスタートし、大阪府では33の市町村で収録。このコーナーを積み重ねた事で2023年度から地域の防災担当者が参加するラジオ番組の収録を兼ねた研究会が開かれ去年の5月と7月に実施し11月に第3回を開催。この会は避難に支援が必要な人達の防災を考えるのがテーマで3年前の法改正で高齢者や障害者などが避難する為の個別避難計画の策定が市町村の努力義務となっている。
地域によっては進んでいない所もあり専門家を招いて共に考え課題の解決に繋ぐ狙いだという。市町村の防災や福祉の担当者の他に大阪府や気象台の関係者も同席し、リモートと合わせ120人が参加している。ゲストの1人は同志社大学の立木茂雄さんで自治体の中での福祉と防災の組織の連携を強く訴えていた。もう1人は吹田市で個別避難計画の作成を支援している温井恵美子さんで知的障害のある息子がいる家族の立場から話をしていた。実際に計画作りを積極的に進めている市の担当者からも報告があった。一岡武史は「計画作成手順をまとめたマニュアルと利用者の方に個別避難計画について説明するチラシを作成。マニュアルの説明動画は市のホームページに掲載」などと話している。研究会は約2時間も行われ参加者は様々な情報を共有したという。大山武人は「想定される大災害に備える為には地域全体で取り組まなければならない。地域での様々な経験やアイデアの情報などを共有して一緒に考えていく場作りを行いたい」などと話している。防災研究会の内容は今月まで3回に分けて放送され現在その一部は関西ラジオワイド防災コーナーのホームページで聴くことが出来る。今月22日には4回目の研究会が能登半島地震を踏まえる形で実施されている。大阪局では今後も定期的に防災研究会を実施するという。
地域によっては進んでいない所もあり専門家を招いて共に考え課題の解決に繋ぐ狙いだという。市町村の防災や福祉の担当者の他に大阪府や気象台の関係者も同席し、リモートと合わせ120人が参加している。ゲストの1人は同志社大学の立木茂雄さんで自治体の中での福祉と防災の組織の連携を強く訴えていた。もう1人は吹田市で個別避難計画の作成を支援している温井恵美子さんで知的障害のある息子がいる家族の立場から話をしていた。実際に計画作りを積極的に進めている市の担当者からも報告があった。一岡武史は「計画作成手順をまとめたマニュアルと利用者の方に個別避難計画について説明するチラシを作成。マニュアルの説明動画は市のホームページに掲載」などと話している。研究会は約2時間も行われ参加者は様々な情報を共有したという。大山武人は「想定される大災害に備える為には地域全体で取り組まなければならない。地域での様々な経験やアイデアの情報などを共有して一緒に考えていく場作りを行いたい」などと話している。防災研究会の内容は今月まで3回に分けて放送され現在その一部は関西ラジオワイド防災コーナーのホームページで聴くことが出来る。今月22日には4回目の研究会が能登半島地震を踏まえる形で実施されている。大阪局では今後も定期的に防災研究会を実施するという。