先月に東京・杉並区で青森県フェアが開かれた。大間のマグロなどの特産品と共に登場したのが洋なし「ゼネラル・レクラーク」。青森県の宮下知事が手に持ってPRした。ラ・フランスの1.5倍ほどと大きく、酸味と甘みのバランスがよくジューシーな食感。一大産地・南部町の泉山果樹園を取材した。泉山茂さんは日本で初めて栽培に成功したことから、“ゼネラル・デクラークの父”と呼ばれる。地域を活性化したいと約40年前から栽培を始めた。当時はリンゴの価格が低迷し、新たな収益を求め、高齢者でも噛めるソフトフルーツに目をつけた。傷んでいるような見た目から売り上げは伸び悩んだが、南部町が学校給食に取り入れ、受験を控えた生徒に「合格まちがい梨」と称した缶詰を配布するなどして町の特産品として定着。泉山さんら30以上の農家で一括管理でして追熟を行う。2~3週間にわたり追熟し、熟成のタイミングを整える。仕上げは出荷する地域の気候に合わせて食べ頃をコントロールする。
