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「法務省」 のテレビ露出情報

死刑判決確定後に再審で無罪となった人はこれまでに4人いる。いずれも20年から30年以上死刑の恐怖におびえながら拘置所で過ごした。そこに今回袴田さんが加わった。袴田さんが逮捕されたのは30歳の時で、それから58年・88歳になってようやく無罪を勝ち取った。国際人権団体のアムネスティ・インターナショナルは「世界で最も長く拘束された死刑囚」としている。静岡地裁は死刑判決のカギとなった重要な証拠を捜査機関によるねつ造と認定。事件発生から1年2か月後に現場近くのみそタンクから見つかった5点の衣類。注目は付着した血痕に残る赤み。判決は1年以上みそに漬けられた場合赤みは残らないと判断。捜査機関によって血痕をつけるなど加工されタンク内に隠されたものとした。衣類の中にあったこのズボンだが、警察はすそ直しをした残りの切れ端が袴田さんの実家から見つかったと主張。これを根拠に衣類は袴田さんのものだとしたが、この切れ端も捜査機関によって持ち込まれたと判断した。
今回の事件で改めて問われているのが「再審制度」の在り方。袴田さんは再審請求から再審開始まで実に42年間もかかった。その主な理由が証拠開示の制度がないこと。今の制度では、検察は有罪に有利となる証拠だけを裁判所に提出すれば良く、無罪につながる不利な証拠を出す必要はない。袴田事件でも再審請求の際、弁護団は裁判所に開示されなかった証拠を求めてきたが、検察は開示する法的根拠がないとしてそれを拒否。2回目の再審請求で裁判長が提出を強く勧告したことを受け2010年になってようやく開示された。その中に今回の無罪判決の決め手となった5点の衣類の鮮明なカラー写真が含まれていて再審の扉が開かれた。日弁連は再審法を改正し証拠開示のルール作りなどを求めている。袴田さんの姉・ひで子さんは「私は巌だけ助かれば良いとは思っておりません。再審法改正には大いに協力してまいりたい」と語っている。えん罪被害を少しでも減らす取り組みが求められている。元村氏は「検察側は検証してその結果を公表してほしい。また人間は間違うという前提に立ち、死刑制度など現行の制度を見直す必要があるのではないか」などと話した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年10月20日放送 8:00 - 9:54 TBS
サンデーモーニング(一週間のニュース)
夫婦同姓が義務づけられているのは法務省が把握するかぎり日本だけ。世界の国々で一般的なのは選択的夫婦別姓。家族の一体感を重視し、夫婦同姓を支持する世論もあるが、経団連はいわゆる女性活躍のためにも選択的夫婦別姓の導入を求めている。ドイツやスイス、オーストリアなどもかつては夫婦同姓を義務づけていたが、次々とこれを改め選択的夫婦別姓を導入してきた。この潮流を作ったの[…続きを読む]

2024年10月19日放送 17:30 - 18:50 TBS
報道特集(特集)
いま塀の中が劇的に変わっている。号令が消えて、受刑者は「さん」付けで呼ばれることになっている。厳罰化で無期懲役の終身刑化に拍車がかかり、刑務所の中で死ぬ獄死も増加。無期懲役囚が35年ぶりに塀の外の見学に出る。万が一の逃走に備えて念入りに写真撮影が始まる。刑務所は、号令と行進の世界。細かな規則が受刑者の行動を縛ってきた。長期刑650人が収容される千葉刑務所。法[…続きを読む]

2024年10月19日放送 4:00 - 4:45 TBS
TBS NEWS(ニュース)
女性差別の撤廃を目指す国連の委員会が開かれ、日本の取り組みを8年ぶりに審査した。選択的夫婦別姓の導入などジェンダー平等に取り組む日本のNGOのメンバーが要望を伝えるため、現地入りした。国連の女性差別撤廃委員会はこれまでに3回、夫婦同姓を義務づけた日本の民法を改正するよう勧告している。今回の会合で委員は、「姓を変えるのが妻の方が多いのは社会的な圧力によるもので[…続きを読む]

2024年10月18日放送 15:50 - 19:00 日本テレビ
news every.ひと目で分かる政策比較
衆議院選挙に向け、番組では「ひと目で分かる政策比較」と題し各党の政策の違いを紹介している。今回は「選択的夫婦別姓」。東京都内で「事実婚」の関係を続けている女性に話を聞いた。法務省の調査によると、結婚すると夫か妻どちらかの姓に統一するよう定めているのは日本だけだという。国連の女性差別撤廃委員会できのう、「日本で夫婦別姓も選べるようにすべき」という意見が出された[…続きを読む]

2024年10月18日放送 15:49 - 18:30 TBS
Nスタ(ニュース)
女性差別の撤廃を目指す国連の委員会が開かれ、日本の取り組みを8年ぶりに審査した。選択的夫婦別姓の導入などジェンダー平等に取り組む日本のNGOのメンバーが要望を伝えるため、現地入りした。国連の女性差別撤廃委員会はこれまでに3回、夫婦同姓を義務づけた日本の民法を改正するよう勧告している。今回の会合で委員は、「姓を変えるのが妻の方が多いのは社会的な圧力によるもので[…続きを読む]

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