アメリカ大統領選挙、トランプ氏の返り咲きが現実味を帯びてきた。この週末ミシガン州で演説を重ねたハリス副大統領。その訳は激戦州での異変だ。選挙分析サイトによるとミシガン州の支持率は今月初めまでハリスが優勢だったが今はトランプ氏48.8%ハリス47.6%とトランプ氏が逆転した。実は今、選挙の勝敗を左右するミシガン州を含む7つの激戦州全てでトランプ氏がリードしている。ハリス氏に対しては以前からアドリブ力の低さが指摘されておりトランプ氏は、プロンプターの故障で何を言うべきかわからなくなったと主張。これが我々が望む大統領の姿か私はそうは思わないと批判した。ミシガン州では民主党支持者がハリスを降ろせ運動を展開し、イスラエルへの軍事支援を続ける現政権を批判する。全米最大規模のアラブ系コミュニティーがあるミシガン州ディアボーンに住むアラブ系住民はこれまで民主党の支持基盤だったが今回はハリスではなくトランプ氏に投票するという人が目立った。