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「法長寺」 のテレビ露出情報

秩父地方は、大河ドラマ べらぼうで注目を集める平賀源内の縁の地。今も残る即席を訪ねた。面積の8割を山林が占める自然豊かな秩父。事業で一山当てようと秩父を訪れが源内もこの大自然に目をつけた。秩父地方の東部で石綿の採掘を行い、その後山奥で幕府の許可を得て鉱山事業を始めた。最も成功を収めたのが、荒川の流れを利用した炭の運搬業。地元のガイドの吉田さんと待ち合わせをしたのは、当時の船着き場の辺り。江戸時代、秩父では荒川の上流で木材を切り出し、下流で筏にして江戸に運んでいた。源内は、筏の変わりに船を使って炭を始めとする物資の運搬を行った。この事業は源内の死後も引き継がれ秩父の発展に大きく貢献。現在この場所では、渓谷にかかる吊橋を使ったバンジージャンプなどスリル満点のアクティビティが楽しめるスポットに。吊り橋わたりのアクティビティを体験。荒川からの高さは約50m。
平賀源内は秩父の文化の発展にも才能を発揮。法長寺は秩父34箇所の観音様を回る札所巡りの寺の1つ。本堂を平賀源内が設計。特別に案内してもらった。欄間には、源内の故郷・讃岐に伝わる物語が題材になっていて、源内がお寺を設計した証として残したのではないかと言われている。裏側には、時代を風刺した源内のベストセラー「根南志具佐」にも登場するカッパが描かれていた。専門家によると、カッパは源内のシンボルでもあるという。源内ゆかりのグルメは鰻。天然うなぎの旬は冬。かつては夏になると売上が落ちていたが、源内が丑の日にうのつくものを食べると夏バテしないという説を唱えて鰻を売り出したと言われている。昔、荒川では鰻がよく穫れたそうで、源内のおかげもあってかこの町には老舗の鰻屋が並ぶ。お寺で販売している切り絵は、源内ゆかりの欄間の模様が表現されている。一般の人は本堂に入れないため、切り絵を通して源内の生きた時代を感じてほしいという。
住所: 埼玉県秩父郡横瀬町横瀬1508

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