原発から出る高レベルの放射性廃棄物“核のごみ”の処分地の調査を巡って、新たに佐賀県で議論が始まっている。水野倫之解説委員が「玄海原発が立地する佐賀県玄海町の議会に、核のごみの処分場の調査受入れを求める請願が提出されている。玄海町では旅館や飲食業、建設の3団体が議会に対して調査への応募を求め議論が始まっている。政府は原発推進に転換しごみ問題解決が不可欠だとして全国10カ所程度で調査を進めたい考えだが、北海道の2つの自治体の文献調査は最終段階に来たものの、去年、長崎・津島では市長が反対。続く自治体がないまま。最終的に応募するかは町長に権限がある」とスタジオで述べた。