きのうから都内の百貨店で大黄金展が開催されている。金のだるまは2200万円、金のミロのヴィーナスは3300万円(参考価格)。最高額は黄金の刀で8000万円以上だという。大阪・関西万博のキャラクター・ミャクミャクも黄金になっていた。価格は128万7000円。去年は金の茶碗が盗難される事件が起き、今年は厳戒態勢だった。会場では金製品の買い取りも行われ、金のネックレスなどを持ち込んだ男性の買取額は32万6320円だった。金の価格は2005年1月には1g/1477円だったが、きょうの価格は約11倍の1g/1万6141円。トランプ大統領の政策による株価乱高下の影響で安全資産とされる金価格が上がっているという。地球上にある金の量は約24万4000トン(プール約5杯分)。既に4杯分は採掘済みのため希少とされる。番組が取材した女性は金製品4点(仏具・ぐい呑み・指輪・ネックレス)を売却。買取額がクイズになった。正解は約300万円で鈴江アナが正解した。金は身近なところにも眠っていて“都市鉱山”と呼ばれる。家電製品には金などの金属が含まれており、取り出してリサイクルされる。スマートフォンには約0.05g、ノートパソコンには約0.3gが含まれるという。東京オリンピック・東京パラリンピックのメダルは都市鉱山から回収した金などが使用された。山梨・身延町にある「甲斐黄金村・湯之奥金山博物館」に行けば砂金採り体験ができる。時間は30分、料金は大人1000円、小学生800円。当日参加OK、とった砂金は持ち帰りOK。1回で平均3粒がとれ、今年の最多記録は60粒。300~400粒で1gになるため、60粒とれれば時価約4000円となる。