ウニ丼、スルメイカをそのまま贅沢に使った丼。北海道を代表し、全国にも出荷される2つの海の幸。漁獲量が激減し、危機的状況を迎えている。函館市のうに専門店世壱屋函館魚まさ店では「5大うに食べ比べ丼」が人気。これまでは全て北海道産を使用していたがきょうは5大ウニのうち1つがロシア産。北海道全域で海水温の高さなどが影響し、濃厚な甘みが特徴のバフンウニがとれなくなっている。函館市の街のシンボルともなっているスルメイカも深刻な不漁に陥っている。函館朝市、水槽のイカを自分で釣り上げてその場で食べることができるコーナー。泳いでいるのはヤリイカ。函館頭足類科学研究所・桜井泰憲所長によると原因として考えられるのは海水温の上昇などによりスルメイカが北上できないため。