ラグビーワールドカップフランス大会は波乱の連続。3度の優勝をほこるニュージーランドは史上初となる予選プールで敗戦。さらにきのうは過去2回優勝のオーストラリアがウェールズに破れ初の予選プール敗退の危機に。日本は残り2試合。きのうはサモア戦に向けた練習を公開し調整を行った。そんななか日本代表は第二戦のイングランド戦の貴重な舞台裏を公開。試合当日のミーティングでは日本のスクラムリーダー・稲垣啓太が「自信持っていい」などとアドバイスしていた。過酷なトレーニングをつみ、前回大会準優勝の強豪相手にスクラムでも奮闘した日本。6月の合宿で初めて導入したのは「新スクラムマシン」。総重量は2.8トン。パット部分が空気圧に寄って押し返してくる。新マシンで鍛えたスクラムでイングランドに対抗した。そして宿舎では選手たちが行っていたのは卓球大会。実はこれ毎週選手たちが自分たちで決めたミニゲームで絆を深める「絆ミーティング」。激闘のウラには過酷なトレーニングとチームの絆があった。予選プール第三戦のサモア戦は日本時間今週金曜日、3時45分から日本テレビ系列で生中継する。