農水相に内定した小泉進次郎氏。現在のコメ高騰に関して「スピード感を持ち対応できるよう全力つくす。コメ担当大臣という思いで集中して取り組みたい。安心して買える価格まで政治の決断で下げていく」と語った。石破首相は備蓄米を随意契約で売り渡すことを検討するように指示したという。折笠氏は「公平性をどう担保するのかが課題になる。競争の入札によって上がるところは抑えられるが、政府の価格次第だと思われる。随意契約の方が手間が少ないので基本的に契約までは早くできる」と解説。政府関係者は「随意契約は総理指示でできる。これまでも政治判断でできたのに江藤前農水相が反対していた」と話している。折笠氏は「一般競争入札しか政府は頭になかったんだと思う。恐らく備蓄米さえ放出すれば市場にコメが回って価格が下がると思っていた」と分析。備蓄米は4回目の放出があるが、この際には新たな対策として、スーパーや米屋向けに6万tの優先枠を設けるが、江藤前農水相は「6万tすべて精米は難しい。小売も玄米での販売に踏み切ってほしい。街の精米所を利用してほしい」と話していた。折笠氏は「中長期的にはコメの作る量を今までは政府というのは減反は終わったと言ってても生産調整という名のもとに受給バランスを生産量を減らすことで調整していたが、その結果が今の事態を招いている。生産量を増やす方法で需要を調整することにより価格をコントロールしていくような政策を。攻める改革をしてほしい。具体的には全力でコメを作って余ったら海外に売る。もし困った時には輸出を止めれば国内の在庫の代わりになる」等とコメントした。