取材班が向かったのは茨城・石岡市。早朝から集まった人々の中には小さな子供の姿も。スタッフが呼びかけるとともに現れたのは大型バス。並んでいた人達が次々に乗り込んだバスの行き先は百里基地航空祭。人々の目当ては航空自衛隊の百里基地で行われる航空祭だった。午前5時の時点で集まったファンは約500人。バスの運行にあたる関東鉄道によると、航空祭に合わせて茨城県内バス会社75社と連携し、臨時バス200台を投入。きのう各乗り場から計1万3000人以上を輸送したという。去年は基地周辺で路上駐車が続出。近隣住民から迷惑との声が上がり、今年は臨時バスに加え、三角コーンなどで路上駐車対策を講じた。多くの人を集めて行われた航空祭。来場者は約5時間半にわたって空を舞う本物の自衛隊機を堪能した。約4万人が来場した百里基地での航空祭。帰りも投入されたバスが行列の客を次々と乗せる重要任務にあたった。