衆議院の政治改革を議論する特別委員会は理事懇談会を開き、政治資金規正法の改正に向けた法案の審議日程を協議した。その結果、あす委員会を開き自民党が単独で提出した法案と立憲民主党と国民民主党が共同提出した法案、立憲民主党が単独で提出した政治資金パーティーを全面禁止するための法案と企業団体献金を禁止するための法案の合わせて4つの法案の趣旨説明を行うことで合意した。あさってと翌24日に提出者に対する質疑を、来週27日に参考人に対する質疑を行うことを確認した。一方、日本維新の会の遠藤国会対策委員長は自民党の浜田国会対策委員長と会談し、日本維新の会の改正案について説明した。改正案には今の政策活動費を見直し党勢の拡大や政策立案などの支出に限定したうえで10年後に使いみちを公開する新たな制度にすることなどが盛り込まれていて、遠藤氏はあす衆議院に提出することを伝えた。