海上保安庁が導入を目指す大型ドローンは長時間飛行が可能で遠方の海難救助で迅速に情報収集ができるほか、航路状況の確認、海岸の地形観測など幅広い活用が期待されている。実証で使われた大型ドローンは全長2.5m、幅3.5m。機体に設置したカメラの映像をリアルタイムで確認し航路の状況などを把握できるかなどを確認した。ドローンは滑走路が不要なため巡視船などへの搭載も想定しているが、不安定な戦場からの飛行に課題があり、今月から会場での実証実験も行う。海上保安庁は「結果を踏まえ導入に向けた検討を進めていきたい」としている。香川・高松市の映像。提供:海上保安庁。撮影:GEOソリューションズ。