米国では年末商戦がヤマ場を迎えている。今年も消費は強そう?。第一生命経済研究所・藤代宏一さんは「年末商戦に限ってみると、今年は必ずしも強くはならないのではとの見方が多かったよう。背景にあるのはインフレ。消費者物価指数は、耐久財を含めて財の価格が昨年に対し下落。相変わらず食料、家賃の上昇がきついことがある。耐久消費財はコロナの時期に前倒し購入、需要の先取みたいなこともあったので、そこらへんも聞いているのでは。失業率は低水準で雇用環境は全体として良好な状態。年末商戦は低調だったとしても、もう少し長い目で見れば、個人消費は底堅く推移するというのがメインシナリオだと思う」などと述べた。