日本時間の先週木曜日にトランプ政権が打ち出した相互関税への警戒感から大幅に下落した日経平均株価。先週は3万3780円で取引を終えた。日経平均先物は先週金曜日の終値から1500円以上安い3万2172円まで急落。ニッセイ基礎研究所・井出真吾氏は「今週アメリカの消費者物価指数と卸売物価指数が発表される。市場予想よりも高い数字が出るとインフレと景気後退が同時に起きてしまう最悪の状態をさらにマーケットは懸念することになる。アメリカの物価次第で株価がさらに下落する可能性は残っている」と指摘した。
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