最高賞パルム・ドールを競うコンペティション部門では25年ぶりに日本の3作品が選出された。トップバッターとして上映した松たか子さん主演の「ナギダイアリー」は2年連続でカンヌ出品となった深田晃司監督の最新作で自然豊かな町を舞台に喪失を抱えた人々の内面を緻密に映し出す物語となっている。上映会に安藤サクラさんも訪れた話題作「箱の中の羊」は亡き息子の姿をしたヒューマノイドを迎え入れた夫婦を描いた映画で2018年にパルム・ドールを受賞した是枝裕和監督最新作で綾瀬はるかさん大悟さんのW主演となっている。世界三大映画祭に加えアカデミー賞受賞歴を持つ濱口竜介監督の「急に具合が悪くなる」はパリを舞台に闘病中の日本人演出家と介護施設長との交流を描いた作品ですでに50カ国以上の配給が決定している。本作では注目の新人黒崎煌代さんも出演、1番大きい劇場で上映された。8年ぶりの日本映画のパルムドール獲得なるか注目。
