SBIホールディングス・北尾吉孝会長兼社長が会見を開いた。フジテレビ親会社のフジ・メディア・ホールディングスの改革に向けた事業構想としてメディア・IT・金融の融合戦略について説明した。北尾氏はダルトン・インベストメンツがフジテレビ親会社に提案している12人の取締役候補の1人として名前が挙げられている。北尾氏は一連のフジテレビを巡る問題について、意識改革、人事・組織改革、ビジネスモデル改革の3つの改革が必要だと提言した。倫理的な価値観をベースにした新たな企業文化を創造し、組織改革を相当進める必要があると強調した。また、フジテレビ親会社が先月発表の役員専任案は「不十分」として「会社側が改めて提出するべきだ」とした。そして自身とともにフジテレビ・清水社長がFMHの取締役候補になるべきだとの考えを示した。