危険な暑さへの一層の警戒と早めの熱中症対策を呼びかけるため新たに作られた用語が酷暑日。自治体でも熱中症対策が進んでおり、豊島区のとしま区民センターでは「としま涼みどころ」という涼しい休憩所として開放しており、ほかにも区内の区立施設、図書館、薬局、民間施設などで実施されている。またマイボトル用給水機、ミストポールなど熱中症対策にとりくんでいる。本日の達人は、済生会横浜市東部病院の谷口英喜先生。熱中症の軽い症状は、ボーッとする、気持ち悪い、疲れる、体がだるい、食欲が落ちるなどがある。重い症状では、手に力が入らない、激しい頭痛、激しい吐き気、痙攣などが起こる。生活習慣でまずチェックするのは水分補給。体水計測は体の水分量を測定する機器で、正常値は0.95~1.05。なないろ隊の白倉さんは0.94と少し低めだった。水分補給は飲むだけでなく食事からの水分をきちんと取るのが大事。続いてチェックするのは朝ごはん。朝食には朝の水分補給、自律神経の活性化、暑い場所で活動するための体力をつけるなどの効果がある。谷口先生の朝食を再現。サラダは9割が水分で、きゅうりに含まれるカリウムは体内にこもった熱を逃がす働きがある。ごはんは60%が水分で、1膳で約90gの水分が採れるとされる。具沢山のみそ汁は水分と塩が豊富で、具材のアサリに含まれるタウリンは自律神経を整え、深部体温を下げる効果がある。デザートにはキウイが乗ったヨーグルト。ヨーグルトは約80%が水分でタンパク質が多く含まれるので体内の水分を増やす働きがある。キウイは約85%が水分でビタミンCを含む。ビタミンCは皮膚の血流を増やし体温を逃がす、活性酸素を取り除くなどの働きがある。体温が上がると細胞を傷つける活性酸素が発生し全身の細胞や血管にダメージを与えてしまう。続いてのチェックは運動。体の水分の40%は筋肉に蓄えられており、筋肉量が低下すると体内の水分が減ってしまう。谷口先生が教える簡単にできる筋トレは、椅子を使ってゆっくり立つ座るを繰り返すだけ。これを1日5回×5セット行う。続いてチェックするのは睡眠。寝る1時間前に部屋を冷しておくことが良く、理想的な寝室の環境は室温26~28℃、湿度50~60%の状態。エアコンは朝まで稼働させるのがポイント。
