去年11月、群馬県渋川市に住む40代の男性がインターネット上で副業の広告を見つけて相手にメッセージを送った。すると連絡用のアプリをダウンロードするよう求められたうえで次のように伝えられた。副業を紹介してもらうにはサポートプランに入らなければならない。高額なプランを申し込めば手厚いサポートを受けられ高収入が見込める。高収入ということばにつられて合わせて1400万円のプランを申し込んだ男性。借金をして690万円余りを振り込んだものの全額は払えず解約を申し出た。しかし相手からクーリングオフの対象外で返金は社内で話し合ってから対応するというメッセージがあって以降、連絡が途絶えてしまい、警察に相談したところだまされていたことに気付いたということだ。犯人側は高収入につながるなどとさまざまな名目で支払いを求めてくるが、これはわな。SNSだけでやり取りしている会ったことがない相手の話は安易に信じてはいけない。お金の支払いの話が出たら家族や警察に相談し被害に遭わないように。