3月末をもって130年の歴史に幕を下ろすタウンページ。その元祖を見せてもらうと、当時の電話の加入数は全国で197件だったため、電話番号は3桁のみ、1ページでの始まりだった。一万円札の顔にもなっている渋沢栄一や元総理大臣・大隈重信の電話番号も書かれている。当時、電話の利用料は年間40円。平均年収は100円前後と言われている中で非常に高価なものだった。その後、電話の普及により掲載数が増加し、昭和24年には厚さは11センチ、全体の掲載数は約15万件。その後、ネットの普及により掲載数が減少。それでもなお掲載を続けている岩田質店・岩田治さんに理由を聞くと、昭和の時代から質店は大々的な宣伝ははばかられるような傾向にあり、その名残で掲載していたが新規客の中では3~4%増えたという。
