岸田総理大臣の後継を決める自民党総裁選は、きょう告示される。過去最多の9人が立候補する見通しで、27日の投開票に向けて選挙戦が本格的にスタートする。上川外務大臣は会見で「日本の総理として難問から逃げず、国民と新たな日本を築いていきたい」と述べた。上川氏は、立候補に必要な推薦人20人を確保し、総裁選への出馬を正式に表明した。立候補に意欲を示していたが、推薦人集めが難航していた斎藤経済産業大臣と野田元総務大臣は出馬を断念。すでに立候補を表明している小泉進次郎元環境大臣の父・小泉純一郎元総理が取材に応じ「年齢的に若いのではないか。もう大人だから自分で判断しろと言っている」と述べた。