日本の平均睡眠時間は7時間22分。中でも最も短いのが50代女性というデータもある。川崎さんは現在管理職として企業の支援などの業務を行なっている。帰宅後に晩ごはんを作り勉強する時間も確保している。朝は6時に起きて弁当をつくっている。睡眠時間は多くても6時間であった。厚労省の検討会で新たにまとめられたガイドでは健康のために推奨する睡眠時間が示され成人の目安は6時間以上で小学生は9時間から12時間などと推奨している。国の調査では睡眠による休養を十分とれていない人の割合が増えていることがわかっている。こうした中睡眠の質を高める動きが広がっている。昨年に比べ睡眠グッズの売り上げが1.5倍に増えているという。また企業では睡眠コンサルティングサービスを開始した。企業からの問い合わせが増加し全国約50社に提供している。