就職氷河期世代で就職難、非正規雇用、給料が伸びない状況。就職氷河期世代を採用する企業がある。ハローワークでは30代中盤から40代中盤にかけて転職の相談が増えているという。あるジャンルへの企業への転職者が8年で約7倍。渋谷駅近くのオフィスビル。求職中のドライバーとドライバー不足で悩む企業をつなぐ会社。平均年齢34歳の会社、短期間で急速に成長を目指すスタートアップ企業を転職先に選ぶ就職氷河期世代が増えている。スタートアップ企業と就職氷河期世代のWin-Winの関係が。去年11月に入社した就職氷河期世代の中瀬丈裕さん(40)。以前はドラッグストアの店長だった。就職後も苦難が続く。当時の待遇は昇給は6年まともになかったという、ボーナスも3年なかったという。2008年9月、リーマン・ショックで株価が大暴落。不景気の影響で給料も大きく下がり数年間は元の水準まで上がらなかった。就職氷河期世代がなぜスタートアップ企業に転職しているのか?1年前は従業員が5~6人だったが最短で会社を大きくするには社会常識があり社会人経験があることで会社の規律ができやすい。スピード勝負のスタートアップで人材育成をイチから教えると時間がかかりすぎるため超即戦力で活躍できるため採用。若い社員だと会社の信頼感、安定性が弱く見えるが40代50代が活躍すると信頼の要素になるなど大きなメリット。今年2月にも47歳の男性を採用。気になるのが給料。スタートアップへ転職した40代の年収が前職に比べ増加傾向。