渋谷センター街ではごみのポイ捨てが深刻な問題となっている。これを受けて渋谷区議会では昨日、ごみのポイ捨てをした人に2万円以下の過料を科す条例が新たに成立した。実際の運用では2000円程度になる見込み。渋谷に来ていた人からは「過料が高い」や「ごみ箱を増やしてほしい」などの声が聞かれた。新たに成立した条例では飲食店などの事業者に対しごみ箱の設置や適正な管理を義務付けている。設置しない場合は勧告や店名の公表を行い、従わない場合は過料が科せられる。ある店は「路面なので大きなごみ箱の置き場がない」などと話した。渋谷センター商店街振興組合の鈴木大輔さんは「日本人のマナーの悪さがインバウンドの人のマナーの悪さにつながっているのが一番良くない」などと話した。新条例は来年4月から施行される。
