降りしきる雨をものともせず、両サポーターの声援がこだまするトヨタスタジアム。降格圏脱出へ、リーグ戦4試合ぶりの勝利を狙う名古屋か、負けられない浦和か。李忠成と柿谷曜一朗のダブル解説で試合を見ていく。浦和、マテウス・サヴィオのフリーキックはオフサイドの判定。松尾は得意な形からのシュート。名古屋、ユンカーのシュートは左に外れた。前半アディショナルタイムの名古屋・和泉のシュートもオフサイドの判定。柿谷は「前半はオフサイドにお互い助けられた」などとコメントした。前半が終わりシュート数は名古屋14本、浦和1本。浦和はハーフタイムで渡邊、安居、金子を投入。後半、浦和・渡邊がヘディングで先制。李は「やっぱ監督の采配が当たった」などとコメントした。後半22分、名古屋は永井を投入。名古屋・稲垣のゴールで同点。後半アディショナルタイム、永井のシュートで名古屋逆転。試合は、名古屋グランパス2-1浦和レッズで名古屋が今シーズン初の逆転勝利。浦和は4試合ぶりの黒星となった。名古屋・稲垣祥は「何本も何本も外しながらみんなが止めることなく、ゴールに向かっていったことが勝ち点3につながった」などとコメントした。