2030年には高齢者の7人に1人が認知症との推計が発表された。スマートフォンを使って認知症の診断が簡単にできる機器の紹介。厚生労働省によると、日本では65歳以上の高齢者のうち、およそ443万人が認知症だと推計されている。また、今後認知症と軽度認知障害の人数は増え続けるとみられていて、2030年にはおよそ523万人とおよそ7人に1人が認知症患者になると推計されている。軽度認知障害はおよそ593万人にも達する。専門家は「認知症に関する正しい知識を身に着けることが重要だ」と話す。アルツハイマー型認知症の進行を遅らせる新しい治療薬「レカネマブ」を投与できる医療機関は、全国で600か所を超えている。また、エクサムディーでは高齢者の歩行機能をスマホで測定するアプリも開発している。歩いている姿をAIで解析し運動機能をデータ化する。一方で、新たな介護向け機器も開発されている。オールインワン介護用洗身用具「switle BODY」の紹介。