東京・国立市の分譲マンション、グランドメゾン国立富士見通りについて事業者の積水ハウスは富士山の眺望を遮り景観に著しい影響があるとして契約者に引き渡す直前で事業を中止し解体工事を進めている。これについて積水ハウスの仲井嘉浩社長は都内で開かれた決算会見で富士山は日本にとって特別な存在であると認識しており事業を中止したことは間違っていないと思っているとしたうえで「決算会見で決断が遅かったためにご迷惑をおかけして申し訳ない」と陳謝した。会社によるとマンションの解体工事はおよそ10億円かけて来年8月まで行われる予定だという。