経営の効率化を進めるため、大規模な人員削減を行う方針を示していた東芝は、早期退職に応募したり、グループ企業などへの再配置となったりする従業員が、国内で合わせておよそ3500人に上ると発表した。東芝は、ことし5月に公表した今年度から3年間の経営計画で、最大で4000人の人員削減を行うなどして、経営の効率化を進める方針を明らかにしていた。きょう、早期退職に応募したり、グループ企業などへの再配置となったりする従業員が、国内で合わせておよそ3500人に上ると発表した。これは国内の従業員のおよそ5%に当たるという。東芝は投資ファンドのもとで経営の再建を進めていて、成長が期待できるインフラなどの事業を強化して、経営の立て直しを急ぐことにしている。