フジ・メディアHDが先月に発表した役員の新体制。取締役の人数は減少させ女性の比率は3割以上に増やし若返りも図った。しかし、これついてSBIホールディングス・北尾吉孝社長は「オールドボーイズクラブを継続するということ。何も変わらない」などコメント。約5.8%の株を保有するダルトン・インベストメンツは全く別の12人の取締役を提案。このうち1人に北尾氏の名前も。北尾氏といえば2005年フジテレビの経営権をめぐり、フジテレビと当時のライブドアの社長堀江貴文氏が争った際にフジテレビの筆頭株主となり買収を阻止。ホワイトナイトと呼ばれた。かつては堀江氏と敵対した北尾氏。しかし、きのうの会見ではその手腕を高く評価。