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「湖南市(滋賀)」 のテレビ露出情報

東京・六本木に須藤玲子が率いるテキスタイルデザインスタジオ「NUNO」がある。NUNOが手がけたテキスタイルのほか、洋服や小物も販売している。まず重要なのがデザイン。3層に色を塗り重ねた紙をカッターで削り、古い壁や床を表現し、「トルコの壁」というテキスタイルを生み出した。全国26の産地、115の染織工場と連携している。いま取りかかっている新作が“鹿の子絞り”から発想を得たもので、出来上がりのイメージを職人に伝えるため、和紙にシワを寄せた。試作品をお願いしたのは滋賀・湖南市にある「なかにし染工」。使う素材はオーガンジー、そこに熱収縮布を合わせる。まず、熱収縮布の上にオーガンジーを固定。その上に鹿の子模様の四角い枠部分をシルクスクリーンで糊付けしていく。須藤玲子は鹿の子の中心に白い点をデザインしていた。点になるのはパイルと呼ばれる繊維。手作りの装置にパイルを入れて、シルクスクリーンで糊付けした点の部分に静電気でパイルを付着させていく。静電気の効果でパイルの繊維が真っ直ぐに立って、美しい点となった。熱すると下地の熱収縮布に引っ張られ、上のオーガンジーも模様に沿ってシワシワになった。この技法は長年研究してきたものだという。展覧会には須藤玲子と各地の工場との共創をイメージした作品もある。信頼する職人のもとに出向き、細かなやり取りを続けて作品を生み出す。
須藤玲子は幼い頃から家に呉服の行商がやって来るほど着物や反物が身近にあったという。武蔵野美術短期大学で染織を学び、卒業後は手織り作家として活動していた。30歳の頃、世界的に活躍していたテキスタイルプランナー・新井淳一に誘われ、「NUNO」の立ち上げに参加。創業から3年後に経営を受け継いだ。その年、ニューヨーク近代美術館のキュレーターが訪ねてきて、日本のテキスタイルの展覧会を開催したいのでリサーチを手伝ってくれないかと依頼された。キュレーターと共に10年にわたって日本全国の染織工場をリサーチ。この経験によって、膨大な知識と産地とのつながりを持つことができた。1998年、ニューヨーク近代美術館が開催した展覧会は大盛況。須藤玲子の作品も注目を浴び、活躍の場を世界に広げていった。新たな挑戦として取り組んだのが、こいのぼりの作品。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年9月18日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京
モーサテMarketリアル
ある食品工場の倉庫のなか。積まれているのはじゃがいも。薄くスライスして油で揚げてできるのがポテトチップス。今回のMarketリアルはスナック菓子で国内シェアトップの「カルビー」。日本で生産されるじゃがいもの約18%をカルビーが使っている。主力製品はじゃがいもを使ったスナック菓子だが小麦・コーン・豆を原料に作ったものも国内販売シェアトップ。カルビーの経営を担う[…続きを読む]

2024年6月7日放送 14:05 - 14:50 NHK総合
列島ニュース列島リポート
甲賀忍者ゆかりの地・湖南市を舞台にしたロールプレイングゲーム「滋賀 忍者物語 湖南市大冒険の巻」。スマホやパソコンなどで無料でプレイできる。JR草津線・甲西駅や国宝「善水寺」など湖南市の町や観光名所をオリジナルの忍者キャラクターが冒険する。開発を手掛けたのは三峰詳晴さん。湖南市の出身で地元への愛着から市内でIT関連会社を経営している。地元の人たちに地域の魅力[…続きを読む]

2024年5月29日放送 5:00 - 6:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(特集)
『忍者物語』は甲賀忍者ゆかりの地、湖南市を舞台にしたロールプレイングゲーム。スマホやパソコンなどで無料でプレイできる。湖南市の町や観光名所をオリジナルの忍者キャラクターが冒険する。開発を手掛けた三峰詳晴さんは湖南市の出身で地元への愛着から市内でIT関連会社を経営している。ゲーム作りのきっかけは家族と地元の名所について交わした何気ない会話だった。地元の人達に地[…続きを読む]

2024年3月7日放送 23:06 - 23:55 テレビ東京
カンブリア宮殿カンブリア宮殿
小学校で勉強をやめて18歳になった道脇は1990年代に、自分が何も知らないことに気づいた。そんなどん底の道脇に現れ救いの手を差し伸べたのは道脇の恩師という佐藤敦さん。バカを克服しようと思い立った道脇は大学入学資格検定を取るために塾に通ったがそこで佐藤さんと出会い、意気投合した。道脇は三ヶ月間、勉強をし大検に合格すると佐藤さんから電話が入る。それはアメリカ留学[…続きを読む]

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