鹿児島県で行われる夏の定番レジャー「そうめん流し」。これは円卓の上に配置されたドーナツ状の水槽にそうめんを投入していただくもので、老若男女を問わず大人気。鹿児島県民にとってはそうめん流しが夏の風物詩なのだ。そんなそうめんには甘めのタレにわさびを合わせるのが鹿児島流。また、麺は香川県の「島の光」を使用しており、名水として知られる唐船峡京田湧水で締めることで美味しく食べられる工夫が凝らされている。また店舗によっては中央からそうめんが吹き出る「噴流式そうめん流し」や鶏の炭火焼きを一緒に食べられる変わり種のそうめん流しも楽しめる。こうしたそうめん流しは1960年代に地元の湧水を利用した観光地として考案されたものだという。