対馬では環境問題に対する取り組みで、湯多里ランドつしまでは温水を作る仕組みに新しいトレンドが関わっているという。対馬は林業・製材産業が発展。ある製材所では板材やストーブ用の薪などを製造し、その中で生まれる使われない端材を木質チップにしてボイラーの燃料にするという。木質チップは、島内2箇所の温泉施設で利用されている。バイオマスエネルギーは再生可能な資源なので持続的に使用可能で、発生する二酸化炭素はほぼ増えないといわれている。さらに、石油よりコスパが良く、年間約430万円のコスト削減を実現。対馬でバイオマスエネルギーを導入したのは、再生可能エネルギーに取り組む上で離島が不利な条件の中、エネルギーの地産地消にメリットがあるという認識だという。化石燃料を使う施設はいっぱいあり、それをチップボイラーに転換してノウハウを身に着けて島の人々で回すことにメリットがあるという。環境問題が地球規模の課題として取り組まれているなかで、小さな島にもできることはあると対馬市環境政策課の課長は言う。海洋ごみを宝の山に変えていくことで対馬モデルを作ろうとしているという。
住所: 長崎県対馬市美津島町鶏知乙1168-1
URL: http://yuttariland-tsushima.com/
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