荒瀬川が氾濫した酒田市の小沢地区では土砂・気が流れ込んだままになっている住宅が多く、住民はスコップなどを使って土砂を自宅から外に運び出していた。山形県内で浸水被害にあった住宅は1,230あまりにのぼっているが、酒田市では被害の全容を確認できていない。この地区ではきのう荒瀬川で1人が心肺停止の状態で見つかり、その後死亡が確認された。地区では86歳の女性の行方がわからなくなっており、警察が関連を調べている。また、秋田県湯沢市では先月25日、道路工事の現場で土砂崩れが発生し、作業していた60代の男性が巻き込まれて現在も行方不明。現場では二次災害の恐れから捜索できない状態が続いていたが、危険性が低くなり警察・消防はあす午前8時から捜索を始めることを決めた。