伊香保温泉がV字回復している。群馬県渋川市の伊香保温泉。行列ができている場所がある。人気の饅頭店だ。伊香保温泉名物の湯の花まんじゅう。1991年には年間170万人以上が訪れた。その後、バブル崩壊、廃墟化した。2020年には休業していたホテルで火災が起きた。宿泊客は伸び悩んだ。現在はたくさんの人で賑わっている。宿泊客は3年連続で増加中。廃業したホテルなどの跡地に続々と新店舗が出店。廃屋となっていた旅館はリノベーションされている。IKAHO HOUSE 166などが出来ている。渋川伊香保温泉観光協会の会長は、国の補助金もあり、新たな店舗が入り、お客さんが増えたという。「楓と樹」という宿泊施設もできた。夕食はなく、一泊朝食つきというプラン。人手不足を解消するためだという。泊食分離が注目されている。新潟県湯沢町でも、泊食分離がすすむ。夫妻で経営する島村ロッヂ。スキーブームの頃は15人ほどの従業員を雇い、食堂としても営業していた。やがて、スキーブームは去り、夕食の提供をやめたという。湯沢町には海外からの観光客も多く、スキーシーズンなど飲食店で食事をすることが困難な状況もある。湯沢町はナイトマルシェをはじめた。湯沢町観光まちづくり機構の大口さんは、夕食を宿でとらない人への対策として始められたという。30軒の飲食店が出店される。多くの観光客が利用している。