貴族生活完全ガイド5つ目は「恋愛事情がややこしすぎる!」。平安時代の女性は10代前半に今で言う成人式の裳着を行っていた。裳着をすると男性に会うことを禁止され、家族でない男性には顔を見せることが許されなかった。キレイなどの噂の情報は使用人たちが流していたもので、会ってみたらウワサと違うとふられることもあった。男性も字が汚すぎるとふられることもあった。男女が会えなかった当時は手紙が重要で、和紙の紙質なども意識されていた。伊勢物語には奥さんがご飯をよそったから離婚したという話もあった。家事をするのは使用人がすることで奥ゆかしくない妻を見て幻滅したという。