to C(消費者)向けではなく、to P(Patient=患者)向け腸内細菌ビジネスを展開する会社として国内唯一。「潰瘍性大腸炎」の患者数は50年前約900人だったが現在20万人を超える。自己免疫性疾患で大腸の粘膜に炎症が起き強い腹痛や下痢などを引き起こす指定難病。免疫反応の異常、食生活の変化、腸内細菌の乱れなどで発症。一部の治療では薬の副作用が課題となっている。潰瘍性大腸炎を20年以上研究してきたメタジェンセラピューティクスCMOで順天堂大学医学部附属順天堂医院の医師でもある石川大が、人のうんちで解決しようとしている。抗菌薬で腸内細菌をリセットし、大腸内視鏡を入れてうんちから作った腸内細菌の溶液を注入して大腸全体に他人の腸内細菌が充満させる。献便のうんちから作った腸内細菌の溶液を投与することで患者の腸内細菌のバランスが安定し炎症を抑えることができるという。治療による重篤な副作用もない。最新の研究で治療を行った約半数に治療効果が認められた。さらにフリーズドライした腸内細菌溶液をカプセルに入れた経口薬の開発も進めている。
