国民的な神様はなぜ愛されるのか?小泉孝太郎が神学習。今回学ばせてもらうのはジブリ。スタジオジブリといえばこれまでに25本の長編アニメーションを世に送り出し、名作の数々が子どもから大人まで幅広い世代の心を掴むアニメーションスタジオ。2001年公開の「千と千尋の神隠し」、2023年公開の「君たちはどう生きるか」と二度にわたり米アカデミー賞・長編アニメーション映画部門賞を受賞。日本人なら知らない人は過言ではない日本を代表するアニメーションスタジオ。スタジオジブリはなぜ愛されているのか?今回はジブリの世界を表現する神が登場。小泉孝太郎が神の現場を徹底取材。まずやってきたのは「金曜ロードショーとジブリ展」。絵コンテなどの展示物から制作の裏側が知れる展覧会。Kis-My-Ft2横尾渉が登場。ジブリファン歴30年以上、自宅には大量のジブリグッズを所有しており、鈴木敏夫プロデューサーから事務所を辞めてジブリに来ない?と言わしめたほど。1988年公開の「となりのトトロ」。ジブリの名を世に多く知らしめた人気作品。となりのトトロの主人公といえばサツキとメイ。問題「なぜポスターには映画に登場しない少女が描かれている?」。正解は「元々は主人公が1人だった」。当初、1人の少女を主人公に制作が進められていたのだが、ある理由がきっかけで主人公がサツキとメイの姉妹に変更された。高畑勲監督への対抗心が後にジブリの顔となる代表作「となりのトトロ」を生んだ。ちなみにポスターをよく見ると服装は姉サツキ、髪型は妹メイ。続いて1984年公開の「風の谷のナウシカ」。金曜ロードショーで放送されること20回。今でも多くの人に愛される不朽の名作。絵コンテとは映画の設計図。風の谷のナウシカじゃ宮崎監督のマンガが原作。当時、原作のないものは映画にしてもヒットしないと言われていたため映画のためにマンガを描いた。風の谷のナウシカを代表するキャラクター王蟲がより魅力的になるエピソードから問題「王蟲が出るシーンでギター音が鳴っている。誰が鳴らしているか」。実はギタリスト布袋寅泰が久石譲に呼ばれギターで演奏に参加した。布袋寅泰のギターが風の谷のナウシカの王蟲登場シーンをドラマチックに変えた。そしてジブリが認める1人目の神様。