2020年2月、新型コロナウイルスを乗せた豪華客船が横浜に入港した。医師の結城英晴のもとに連絡が入りDMATの出動を要請される。DMATは医療ボランティア的組織だ。ウイルス対応は専門外で船外で患者の搬送業務のみを手助けするはずだった。しかし厚生労働省が対応を依頼した。治療法は不明。未知のウイルスへの対応は困難を極め、状況は悪化。乗客乗員56か国、3711名。感染者数不明、治療法不明。隊員たちは自らの命を危険にさらし対応にあたった。次第にDMAT隊員にも困惑が広がっていく。
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