- 出演者
- 糸井羊司 副島萌生 晴山紋音
オープニング映像。
新しい1年が始まった。雪の仮設住宅にも新年の頼りが。大切な人を悼み、1年が始まる人も。輪島塗の職人は元日から仕事に向き合っていた。
青森県などで局地的に雪が強まり、積雪も増えた。北日本ではあすにかけて、東日本と西日本ではあすからあさってにかけて日本海側を中心に大雪のおそれがあり、近畿や中国地方ではJPCZの影響で局地的に雪の量が多くなるおそれもある。強い寒気は太平洋側まで流れ込む予想で、ふだんあまり雪が降らない平地でも局地的に雪が強まる見込み。東京23区でもうっすらと積もる可能性がある。積雪や路面凍結による交通への影響に警戒を。
能登半島地震の発生からきょうで2年。犠牲者への追悼と復興への祈りが続く1日となった。2年前の元日、能登半島を震度7の激しい揺れが襲い、各地に津波が押し寄せた。亡くなった人は災害関連死を含めて698人。妻の実家が土砂崩れに巻き込まれ、帰省していた妻と子ども4人を亡くした寺本直之。仮設住宅などで生活を送る人も多くいる。人的被害や建物被害があわせて13府県で確認された能登半島地震。祈りは富山県や新潟県でも。神社に初詣に訪れた人たちが1年の平穏や復興を願った。
大間圭介は地震で妻と3人の子どもを亡くした。珠洲市にある妻の実家で過ごしていたところ、近くで起きた土砂崩れに巻き込まれた。大間は家族で住んでいた金沢市内の自宅に1人で暮らしている。子供部屋はあの時のまま。「この2年間は周りに支えられてきた」という大間。「今度は自分が支えたい」と、一歩踏み出して子どもに関わるボランティア活動などに携わろうとしている。
輪島・重蔵神社から中継。輪島の竹で作られた灯籠。鎮魂や町に色濃く残る被害からの復興への思いが込められている。神社でも拝殿に大きな被害を受けた。仮の拝殿が設けられ、日中は多くの初詣客が訪れた。能登半島地震については番組後半でも伝える。
世界各地は新年を祝うムードに包まれた。ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナ。ゼレンスキー大統領は新年を前にロシアとの和平案をめぐり妥協しない姿勢を強調。プーチン大統領も侵攻を続ける考えを示している。
台湾を取り囲む形で年末に大規模な軍事演習を行った中国。習近平国家主席は「台湾海峡両岸の同胞の血は水よりも濃く、祖国統一という歴史の大きな流れは阻めない」、頼清徳総統は「国家の主権を断固守り、効果的な抑止力と民主主義の防衛体制を全面的に構築する」と述べた。
「日本列島を、強く豊かに」と投稿した高市総理大臣。通常国会でな年収の壁引き上げでの合意を受けて国民民主党などの協力も得て新年度予算案の年度内成立を確実にしたい考え。衆議院議員の定数削減の議論も行われる見通しだが臨時国会で日本維新の会幹部が「自民党内に消極的な動きがある」として不快感を示す場面があり、連立合意の着実な実行が課題となりそう。国民民主党の連立政権入りや衆議院の解散総選挙も取り沙汰されている。外交で課題となるのは中国への対応。高市総理はことしの早い時期にアメリカを訪れたい考え。野党第一党の立憲民主党は対決姿勢を強めている。責任ある積極財政は財政悪化や物価上昇につながりかねないとしてただしていく考え。公明党は中道改革勢力の結集軸となるべく社会保障改革などを主導したい考え。参政党は外国人政策の見直しなどを前面に押し出し是々非々の姿勢で臨む構え。れいわ新選組は消費税廃止の実現などを引き続き訴えていく方針。共産党は党勢回復の取り組みを継続し、政権に対抗する野党との共闘を進めたい考え。日本保守党は減税による経済活性化などを訴え党勢拡大を図る。自民党内では高い内閣支持率を背景とした衆議院の解散総選挙のタイミングや国民民主党の連立入りが話題となっている。立憲民主党は公明党に協力を働きかけるなど新たな連携の形を模索。多数派形成をめぐる駆け引きは与野党越えて活発になりそう。
能登半島地震について伝える。地震発生から10日経った輪島市の朝市通り周辺の様子をスタジオに再現。多くの建物が公費解体により撤去され、地元では復興に向けた計画が進んでいる。いまも増え続けている死者数。700人を超える見通し。背景にあるのが災害関連死の増加で、470人に上る。要因は何だったのか。資料や取材情報などで分かった事例を分析すると移動の負担が要因の一つとされた人が3割余に上ることが分かった。
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- 令和6年 能登半島地震輪島市(石川)
災害関連死と認定された新谷昭一。地震で介護施設が全壊したためヘリコプターで金沢市の病院に搬送された。その後別の病院に転院することになり、徐々に衰弱していった。竹中照子も移動の負担が指摘された。自宅が被災し、発生から6日後、夫と一緒に約130キロ離れた親族の家に車で避難。道路が壊れていて、渋滞にも巻き込まれた。持病の高血圧や心不全に移動の負担も重なり災害関連死に認定された。金沢医科大学・大黒正志教授は「振動が腰に影響を及ぼして体に疲労が蓄積していくことが考えられる。移動自体がリスク因子であったと考えざるを得ない」と指摘する。
被災後の体と心に与える移動の負担。公表資料や取材などを元に災害関連死で亡くなった人のうち463人について、経緯や関連死の要因を専門家と分析。152人が被災地の外への搬送、親戚宅への避難などといった移動の負担が要因の一つとされていたことが分かった。半数を超える人が100キロ以上移動したとみられている。地震のあと、当時搬送の支援を行った災害派遣医療チーム「DMAT」は新たな対応策を決めている。発生後2週間余で命の危険性があるなどとして搬送された約500人のうち200人余は施設や病院の収容人数を減らす目的などを理由に運ばれていたことが分かり(DMATの検証)、今後は緊急性の高い搬送とそうでない搬送を分けて対応する。関西大学・奥村与志弘教授は「遠方への移動も厳しい、けれどもとどまってもなお厳しい。避難所生活の深刻さを少しでも緩和できるようにするとか、災害時の受け入れ拠点になるような施設整備のあり方の知恵を出し合うときではないか」と話した。
サッカー皇后杯決勝。サンフレッチェ広島レジーナは日本代表の中嶋淑乃を中心に攻撃を組み立てゴールに迫る。先制点もサイドから。リ・ソンアが2試合連続ゴールを決める。その後追いつかれるが後半のアディショナルタイム、中嶋が決勝ゴールを決め初優勝。サンフレッチェ広島レジーナ2-1INAC神戸レオネッサ。
天気予報を伝えた。
能登半島地震を乗り越えて生まれた新しい命。あの日お腹の中にいた嬉和咲ちゃん。輪島市の自宅は全壊し金沢市で生まれたがふるさと能登への思いや平和を願って名付けられた。
