今日のキラッと東北旅は岩手県・陸前高田市。牡蠣などの養殖が盛んで野菜作りなども行われる自然豊かな場所。全国的にも注目されているのが民泊。首都圏からの修学旅行生などを中心に多い年には年間4000人もが民泊にやってくる。子ども達を受け入れた家はこれまでに300軒以上。伊藤さんのお宅では年間50人ほどを受け入れ漁業体験などでの交流が楽しいという。民泊では漁業の仕事などを手伝う。篠山さんは薪割りを手伝った。伊藤さんは薪をタコなどを獲ってきた時に外で煮るために使うなどと話した。薪割りを体験した篠山さんは「うれしいですね。自分で割った薪は」などと話した。東日本大震災で全世帯の約半分が津波の被害にあった陸前高田市。中心部にあった建物はほぼ全て流されてしまった。13年経った今もかつての町の中心部は浸水の恐れがあるため住むことは出来ない。人口は4分の3ほどに減ってしまった。町に賑いを取り戻したいと地元のNPOが始めた民泊。残った地元の農家などに民泊で交流を生み、利用者が支払う料金でお小遣い程度の収入も得られる。
この町の民泊では震災の体験談を聞くことができる。伊藤さんも自宅は無事だったが船や漁の道具を流され始めたばかりのワカメの養殖設備も全て失ってしまった。伊藤さんは「もし自身が来たら即座に逃げる。子どもたちにもさり気なく分かってもらえたらいい」などと話した。民泊の受け入れが生きがいになった人もいる。牡蠣養殖を営む鈴木さん一家は子ども達との交流が楽しいと民泊を受け入れるようになった。作業を手伝ったあとは各家庭で家庭料理を振る舞ってもらえる。食材はどれも地元で穫れたもの。この日は三陸の恵みのフルコース。アワビの炊き込みご飯にドンコの唐揚げ、ドンコの出汁を使ったお吸い物。実食した篠山さんは「ドンコうまい」などとコメントした。伊藤さんの家では自分たちで養殖したワカメを食べることもできる。長男の正光さんが震災の2年後に復活させた養殖ワカメで「足がはやいものは地元だけで消費される」などと話した。実食した篠山さんは「歯ごたえもしっかりありますけど茎とかは柔らかい」などとコメントした。正光さんは「嬉しそうに食べているのを見ると逆にこっちが嬉しくなる」などと話した。
この町の民泊では震災の体験談を聞くことができる。伊藤さんも自宅は無事だったが船や漁の道具を流され始めたばかりのワカメの養殖設備も全て失ってしまった。伊藤さんは「もし自身が来たら即座に逃げる。子どもたちにもさり気なく分かってもらえたらいい」などと話した。民泊の受け入れが生きがいになった人もいる。牡蠣養殖を営む鈴木さん一家は子ども達との交流が楽しいと民泊を受け入れるようになった。作業を手伝ったあとは各家庭で家庭料理を振る舞ってもらえる。食材はどれも地元で穫れたもの。この日は三陸の恵みのフルコース。アワビの炊き込みご飯にドンコの唐揚げ、ドンコの出汁を使ったお吸い物。実食した篠山さんは「ドンコうまい」などとコメントした。伊藤さんの家では自分たちで養殖したワカメを食べることもできる。長男の正光さんが震災の2年後に復活させた養殖ワカメで「足がはやいものは地元だけで消費される」などと話した。実食した篠山さんは「歯ごたえもしっかりありますけど茎とかは柔らかい」などとコメントした。正光さんは「嬉しそうに食べているのを見ると逆にこっちが嬉しくなる」などと話した。