北海道旭川市にある物流倉庫。午前10時にトラックが出発した。雨の中ひたすら走ると。午後4時にはようやく到着したが、北海道・稚内にある200キロ以上離れた稚内の店舗へ。大手コンビニ三社で、稚内に出店している店舗はローソンのみ。2023年に稚内に出店し、現在7店舗まで拡大。今までは拠点から遠いために出店を控えていたが一昨年に初出店。旭川の拠点から250キロと言えば東京から浜松の距離間。冬場は大雪で物流がストップする心配も。店には大雪対策として、商品を冷凍して保管している。また工夫には、炊きたて雄御飯やおにぎりを提供する。まちかど厨房は他の地域では通常炊飯器は一台だが稚内の店では2台目も稼働。大雪などで物流がストップしても、店内調理を充実させ温かい商品の提供が可能に。こうした工夫で稚内のローソンは売上好調で客単価は全国平均より300円も高い。充実した無印良品コーナーも売上上昇に貢献している。また若者ならではのニーズにはスマホ決済や25時間稼働のATMも重宝されている。
