静岡県焼津市の依頼人の山中和人さん。フェンシング選手であり、高校時代はフェンシング部で全国大会に出場。大学卒業後は消防士として勤務。その後、約30年ぶりにフェンシングに再挑戦し、2025年フェンシング世界ベテラン選手権40代男子サーブル日本代表にも選出。そんな山中さんのお宝は、BMX「KUWAHARA E.T.」。これは映画「E.T.」の名場面に登場した自転車のモデルとして、当時発売された自転車で15万円で購入したという。KUWAHARAは、1918年大阪で自転車部品の卸問屋として創業。1970年代にオリジナルブランドのBMXを開発し各国へ輸出開始。「KUWAHARA BMXチーム」を結成し、大会で好成績を収めた。空前のBMXブームとなり、スティーヴン・スピルバーグが目をつけたことでKUWAHARAのBMXが映画に採用された。映画の大ヒットをキッカケにKUWAHARAに問い合わせが殺到。そして、映画会社からライセンスを得て、誕生したのが「KUWAHARA E.T.」である。映画オリジナルとレプリカの2種類が発売された。すぐに有名になり、世界一有名なBMXと呼ばれるほどに。依頼品のような乗車可能な「KUWAHARA E.T.」は現存数が少なく、コレクターの注目の的となっているが、果たして鑑定は?
