馬術界のミラモン、門岡蘭さんの練習に密着した。午前6時30分、厩舎の掃除をするところから蘭さんの一日は始まる。相棒のアルファの厩舎も掃除する。午前9時、掃除が終わり、競技の練習を始める。指導するのはシドニー五輪強化選手にも選ばれた父の幹宏さん。アルファとの練習は30分で終了。馬の体力も考え、練習は30分~1時間程度。騎乗者も前身の筋肉を使っており、水泳並にカロリーを消費する。馬場意外では筋トレや体幹トレーニングなども行う。正しい姿勢を保つフィジカルが必要。パリ五輪で活躍した大岩義明選手は幹宏さんの大学時代の後輩で、蘭さんが小さい頃から馬術の指導をしてくれている。蘭さんの凄さは、クロスカントリーでのスピードにある。そのスピードのワケは、腰の柔らかさにある。腰の柔らかさでカーブの時に馬の動きに合わせて減速を抑えることができる。蘭さんは学校では学級委員をしている。アルファと出会ってから人前に出るのが好きになった。小学1年生のとき、1日に3回落馬したことがある。当時は馬に乗ることが怖くなってしまったが、小学6年生のときにアルファと出会い、トラウマを克服できた。アルファは跳んだのも気づかないくらいフワッと一瞬で跳んでくれるため。
全日本ジュニア総合馬術大会当日を迎えた。蘭さんは去年優勝したクラスより1世代上の、14歳~18歳のクラスに挑む。最初の種目は馬場馬術。馬のステップなど、演技の正確さや美しさを競う。2位と順調な滑り出し。2種目目は、障害物を決められた順番で飛び越えていく障害馬術。2種目を終え、5位。3種目目のクロスカントリーの結果次第では優勝の可能性も残っている。
全日本ジュニア総合馬術大会当日を迎えた。蘭さんは去年優勝したクラスより1世代上の、14歳~18歳のクラスに挑む。最初の種目は馬場馬術。馬のステップなど、演技の正確さや美しさを競う。2位と順調な滑り出し。2種目目は、障害物を決められた順番で飛び越えていく障害馬術。2種目を終え、5位。3種目目のクロスカントリーの結果次第では優勝の可能性も残っている。