一昨日日経平均株価はバブル期以来約34年ぶりの3万9098円の史上最高値となった。今、バブル期のような好景気の町がある。半導体バブルに沸いている、人口約4万3000人の熊本県菊陽町だ。台湾の世界的半導体メーカー「TSMC」が進出したことにより土地の価格や賃金が急上昇。工場関係者などの住居として次々マンションやアパートが建設されている。町内の築15年の1LDKのマンションは依然は5万2000円だったが、今は6万2000円になっている。人件費も高騰し、夜の清掃の求人は時給1800円だという。TSMCの新工場は今日開所式が行われ、今後は第2工場の建設も予定されている。